ごみ屋敷の片付けを業者に依頼すると、どこまでやってくれるの?費用や流れも教えてください。
FAQ
ごみ屋敷の片付けは、自力で行うのが難しいケースが多く、専門業者に依頼する方が増えています。では実際に業者に依頼すると、どこまで対応してくれるのでしょうか?費用や作業の流れ、注意点などを詳しく解説します。
1. 業者が対応してくれる内容
✅ 室内・敷地内のごみの分別と撤去
可燃、不燃、リサイクル品、危険物まで現場で分別し、自治体ルールに沿って適切に処理。貴重品や遺品は選別して返却してくれる場合もあります。
✅ 大型家具・家電の搬出と処分
洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどの粗大ごみやリサイクル法対象家電の引き取りも可能。
✅ 清掃・消毒作業
簡易清掃から、オプションで除菌・脱臭・防虫処理まで対応。オゾン脱臭機やバイオ薬剤を用いる場合もあります。
✅ 近隣への配慮や立ち合いなし対応
依頼者が不在でも鍵預かりで非対面作業が可能。車両の駐車や物音など周囲への配慮もしてくれます。
✅ 不用品の買い取り
状態のよい家具・家電・ブランド品などは買い取り対応し、作業費用から相殺してくれる場合もあります。
2. 片付けの流れ(標準的なケース)
- 電話・メールで問い合わせ(見積もり依頼)
- 現地訪問・無料見積もり(その場で金額提示)
- 作業日の決定(最短で翌日対応可能な業者も)
- 当日の作業(2〜10時間程度が目安)
- 完了確認・清掃・お支払い(現金・振込・カード対応)
※希望があれば「ハウスクリーニング」「リフォーム」「不動産売却」まで一括対応する業者もあります。
3. 費用の目安
部屋の広さ | ごみ量の目安 | 費用相場(税別) |
---|---|---|
1K | 軽度 | 約30,000〜70,000円 |
1LDK | 中程度 | 約70,000〜150,000円 |
2LDK | 大量 | 約150,000〜300,000円 |
一軒家 | 重度 | 約300,000〜600,000円以上 |
※業者によっては「軽トラック1台あたり〇万円」の料金体系もあります。
4. 業者選びの注意点
- 無料見積もり・追加費用なしの記載があるか
- 「一般廃棄物収集運搬許可業者」と提携しているか(不法投棄防止)
- 口コミや実績が高評価か、法人登記があるか
- 見積書が書面で明示されているか
5. 自力との比較
自力で片付けると費用はかかりませんが、膨大な時間と労力がかかり、体調を崩したり家族間で口論になるケースも多いです。業者に依頼することで、安全・迅速・清潔に片付けが完了するため、費用以上の価値があるとの声も多いです。