他社よりも極端に安い料金を提示する業者に依頼しても大丈夫でしょうか?チラシだけの業者は信用できますか?
FAQ
ごみ屋敷の片付けを依頼する際、誰もが「できるだけ安く済ませたい」と思うものです。ですが、「1R全部込みで1万円」「即日激安」といった極端に安い業者や、ポスト投函のチラシだけで営業している業者には注意が必要です。安さには理由があり、トラブルに発展するケースも少なくありません。
1. 極端に安い業者のリスク
- 不法投棄で処分費を浮かせる(違法行為)
- 許可を持たずに無届営業している
- アルバイトや未経験者だけで作業するため、技術や配慮に欠ける
- 当日になって追加料金を次々請求する
- 作業後の責任を取らない(破損や不履行)
2. よくあるトラブル事例
- 「1万円ポッキリ」のはずが、当日になって15万円請求された
- 家具や大型ごみが残されたまま作業終了
- 回収したごみが不法投棄され、後日警察から通報された
- 作業中に床を傷つけられたが、連絡がつかず泣き寝入り
こうしたトラブルは、公式サイトがなく口コミも確認できないチラシ業者に多い傾向があります。
3. 信頼できる業者の選び方
- 産業廃棄物収集運搬業許可や古物商許可を掲示している
- 見積もりの内訳が明確で、書面が交付される
- 所在地や連絡先が公開されている
- 実際の施工事例や口コミが確認できる
- 契約書に作業日時・金額・キャンセル条件が明記される
最近は「LINEだけで簡単見積もり」など便利なサービスもありますが、極端に安い料金を強調する業者は警戒が必要です。
4. 「安さ」ではなく「安心」を重視
ごみ屋敷の片付けには、単に物理的に片付けるだけではなく、住人への心理的配慮や近隣への迷惑防止、適切な廃棄処理など、高度な配慮が求められます。
- 目立たない服装・車両で近所に配慮
- 無理せず住人のペースに合わせる
- 特殊清掃や消臭・消毒にも対応
こうした「人の気持ちを汲む力」と「総合力」こそが、信頼できる業者の価値です。
まとめ
「安さ」だけで選ぶのではなく、「安心できるか」を重視して業者を選ぶことが重要です。見積もりの段階で丁寧に確認し、信頼できる業者を選びましょう。