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ごみ屋敷に住むことによる子どもへの影響について片付け業者が解説

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2025.08.15

ごみ屋敷ほどの劣悪な環境ではなかったとしても、掃除が行き届いていない不衛生な環境で育てられる子どもには、さまざまな悪影響があります。

ごみ屋敷や汚部屋のような環境で育てられること自体が不幸なことですが、将来、トラウマになりかねないこのような状況は、一刻も早く解決する必要があります。

ごみ屋敷に住むことによる子どもへの影響

以前、インターネットメディアで、ごみ屋敷にて子育てをしているシングルマザーの記事を読んだことがあります。その記事によると、彼らが暮らすマンションの一室は、リビングや玄関、廊下も含め、物だけではなく、生ごみや弁当の容器などが足の踏み場もないほどに広がっていたり、積み重ねられていたりするごみ屋敷だったそうです。

この状態では当然のことながら、親子はごみをかき分けながら生活しなければいけないわけで、これ以上ないほど劣悪な生活環境というよりほかありません。

ためこまれたごみから発生する悪臭は害虫を誘う

部屋にためこまれたごみから漂う悪臭は、ハエなどの害虫を誘い込みます。コバエはこまめに生ごみを処分していても発生するほどの生き物ですから、室内に食べかすや酒の飲み残しを放置すれば、かんたんに大量発生することは火を見るよりも明らかです。こんな環境で育てられる子どもがかわいそうで仕方ありません。

育児放棄とも言われかねない状況

この記事のごみ屋敷については、育児放棄とも言われかねない状況だと思いますが、母親は育児のために働かなければならず、ただただ忙しくてごみをためこんでしまったそうです。

最終的にこのごみ屋敷は、片付け業者の手で完璧に片付けてもらったそうですが、これで子どもへの影響がなかったなんていえるのでしょうか。

病気になる可能性が高まる

ごみ屋敷のような劣悪な衛生環境で育てられると、当然のことながら子どもが病気になる可能性が高まります。

ごみのためこまれた場所にはダニやコバエ、ゴキブリなどが徘徊し、カビも生えています。掃除も行き届いていないため、ほこりも分厚く堆積していることでしょう。

とくにダニやカビについては、ぜんそく等の病気の原因になるアレルゲンです。こんな劣悪な環境で食事をしていたら、同時にアレルゲンも摂取することになってしまいます。

いじめられる

ごみ屋敷がマンションの一室ならなかなか発覚しないかもしれませんが、戸建住宅のごみ屋敷では外にごみが放置されることが多いため、外部にもごみ屋敷であることが発覚しやすいという特徴があります。もしもごみ屋敷に住んでいることが近所の人に知れてしまったらその内にクラスメイトにまで知れ渡ってしまうでしょう。そうなればクラスでいじめの対象になってしまう可能性があります。こうなると、将来にも残る精神的な傷になってしまうかもしれません。

勉強にも悪影響

ごみがためこまれた部屋で勉強すること自体が異常なことです。しかし、ごみ屋敷ではそうせざるを得ません。こんな環境で集中して勉強することは可能でしょうか。おそらくほとんどの子どもは、こんな環境で集中することなどできないですし、勉強を楽しいものだと思うこともできないでしょう。

片付けられない大人になってしまうかも

ごみがためこまれた劣悪な環境で育つことで、いつしかそれが普通になってしまい、ごみを捨てなくてもおかしいと思わない、片付けられない大人になってしまう可能性があります。

ごみ屋敷・子どもへの影響を避けるために片付けましょう

お話ししたように、ごみ屋敷で育てられた子どもにはさまざまな悪影響があります。こうした子どもへの影響を避けるためには、ごみ屋敷のような状態になっていなくても、よい生活環境を保たなければいけません。

すでにごみ屋敷状態になっているなら

すでにごみ屋敷状態になってしまっている家や部屋は、専門の片付け業者に依頼して、精神的にも健康な生活を送れる環境を取り戻しましょう。

ごみ屋敷を本格的に片付けるためには害虫駆除、消臭等の作業を含むハウスクリーニングが最低限必要で、場合によっては特殊清掃が必要です。一般向けとは異なる薬品や機材を使っての作業なので、汚れやいやな悪臭も取り除けます。

まとめ

ごみ屋敷のような劣悪な環境で暮らすことによる子どもへの影響について考えてみました。成長期にごみ屋敷で暮らすことにより、子どもがどんな思いをしているのか、考えるだけでも悲しくなります。ごみをためこんでしまう人にはその人なりの理由があるようですが、忙しさを理由にごみの中で育てられた子どものことを考えると、親の責任とはなんなのか考えさせられます。ただ、親を批難するだけでは解決になりません。子どもの将来を最優先にして、現状をどう改善すればよいのか、友だちや家族も交えて考え、実践に移していくことが大事なのではないでしょうか。

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