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ごみ屋敷を自力で片付けることは難しいので専門の業者を利用しましょう

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2025.09.27

ごみ屋敷と呼ばれる状態にまでなった家や部屋を、一般の方が自力で片付けるのは無理があります。ネット上にはさまざまな情報があふれていますが、ごみのためこまれた家をきれいに片付けるためにはそれなりの装備や道具が必要なので、経済的な問題があったとしても、まずは業者に相談することをおすすめします。

この記事ではごみ屋敷の片付けについて、ごみをためこんでしまった人やその家族、友人の皆様ができることを紹介しています。困っている方はぜひ参考にしてください。

ごみ屋敷を完全に片付けられるのは専門の業者だけ

ネット上には、家や部屋が「このレベルなら片付けられる」的な記事がいくつもあります。しかし、片付けるべき場所がすでにごみ屋敷のレベルに達しているのであれば、レベルのことなど語る必要はありません。残念ながらごみ屋敷レベルの家や部屋を片付けられるのは、それなりの装備や道具を持つ専門の業者だけです。

ごみ屋敷は、一般の方が足を踏み入れられるような環境ではありません。ためこまれた物の中には生ごみ等の悪臭を発生する物体も含まれており、それらはハエやゴキブリ、ネズミなどを誘い込みます。当然のことながらあちこちに汚れも染みついていますから、元の清潔な環境に戻すためには、害虫駆除や消臭、殺菌、ハウスクリーニング、場合によっては特殊清掃を行う必要があります。

ごみ屋敷の片付けを請け負っている業者はさまざまですが、一般の方が利用しやすいのは、専門業者や不用品回収業者です。遺品整理や生前整理を同時に行う必要がある場合は、遺品整理業者に作業を依頼することも可能です。

まずは業者に相談

すでにごみ屋敷になってしまっている家や部屋を片付ける場合は、まずは業者に相談してみましょう。お金のことを心配されている場合でも、もしかしたらその心配は杞憂に終わるかもしれませんよ。

ごみ屋敷の片付けにかかるお金

ごみ屋敷の片付けにはたしかにお金がかかります。そして、ためこまれているごみの量や作業環境等によってもかかるお金は異なるので、一概にお金の話をすることは難しいのですが、以下に目安となる料金表を貼っておきます。

間取り

作業にかかる時間とスタッフの数(目安)

料金の目安

1K

1~2時間 1人

33,000円~

1LDK

2~3時間 2人

68,000円~

2LDK

3~5時間 3人

101,000円~

3LDK

4~6時間 4人

156,000円~

4LDK

5~7時間 5人

201,000円~

5LDK以上

1~2日 6人

251,000円~

やはり大きな家となると片付け費用はそれなりに高額になりますが、部屋数が少ない家なら比較的安く作業できる場合もあります。もちろん、ハウスクリーニング等の作業が必要な場合は別途お金がかかりますが、住人本人やそのご家族、友人などが作業をしてかけがえのない時間を費やすことを考えると、高くはない金額だと思います。

できることだけ自分でやればごみ屋敷の片付け費用の節約になる

ごみ屋敷の片付けを業者に依頼する場合でも、できることだけ自分たちでやることで、費用の節約につながります。ただ、もちろん条件はあります。

・片付けるスペースが広くない

・片付けるごみや物の量がそれほどではない

・水が使える

・一応、住人はそこで生活できている

このような条件がそろっていれば、ごみの処分や消臭等の作業は別にして、もしかしたら住人や家族、友だちらが自力で作業をしてスペースを片付けられる可能性があります。

ごみ屋敷を自力で片付けるときに知っておきたいコツ

条件がそろっているようなら、以下のコツを押さえて片付けに挑戦してみてもいいでしょう。

思い切って断捨離

ためこんだごみや物の中には、住人にとっては処分したくない物がたくさんあるはずです。そうでなければためこむこともなかったはずです。しかし、何もかもとっておいたら片付けになりません。ごみ屋敷状態の家に置いてあっただけでも物は傷んでいるものです。住人にとっては苦渋の決断になるかもしれませんが、ご家族や友人の皆様は、思い切って断捨離するよう説得する必要があるでしょう。かんたんにミニマリズムの道を歩むことは難しいとしても、今後を考えるなら物の多い生活は住人にとって望ましいものではないでしょう。

断捨離といっても単純に捨てるだけが断捨離ではありません。中にはリサイクルやリユースできるアイテムがあるはずなので、売れるアイテムは売ってお金にして、費用の節約につなげましょう。

最低限の装備や道具を準備

ごみがためこまれた家や部屋での作業は過酷です。そのため、以下のアイテムは必ず準備してください。

・マスク

・軍手

・殺虫剤

・ごみ袋(大量に)

・ダンボール(仕分け用)

・ガムテープ

・雑巾

・バケツ

・モップ等

・洗剤

これらは最低限必要なアイテムなので、あとは状況に応じて準備してください。

片付け後は徹底的に拭き掃除

ごみ屋敷はとても不衛生な状態なので、ごみや物を片付けたあとは、必ず徹底的に拭き掃除をして汚れや臭いを取り除きましょう。

ただ、やはり一般の方が手に入れられる消臭剤や除菌剤等では限界があるので、難しい場合はハウスクリーニング業者に作業を依頼しましょう。

再びごみ屋敷にしないために

ごみ屋敷の住人は、体や心の不調を抱えていることが多いので、一度片付けたとしてもまたごみをためこんでしまう可能性があります。

再びごみ屋敷にしないためには、ごみ屋敷の住人はただでさえ孤立する傾向にありますから、周囲にいる人たちがサポートすることがとても大切です。日々のごみ出しのサポートを提供している自治体は多いので、場合によっては自治体への相談を検討してもいいでしょう。

ごみ屋敷を完全に片付けるならやはり専門業者に作業を依頼

ごみ屋敷を完全に片付けるなら、やはり専門の業者に作業を依頼するのがベストです。

条件がそろっているなら一般の方でも一部の作業は可能ですが、あのごみ屋敷の不衛生な環境のことを考えると、作業へのモチベーションを保つことはかなり難しいのではないかと考えます。

通常のごみ収集日にごみや不用品を処分するにしても、これらを分別しなければいけません。目を背けたくなるような何かが出てくることもありますから、こうなるとモチベーションを保つどころの騒ぎではありません。

専門の業者に作業を依頼すれば、楽に、あまり時間をかけずにごみ屋敷を片付けることができます。ハウスクリーニングや特殊清掃が必要な場合でも、これらの作業もまとめて依頼できますし、不用品の買取を依頼することも可能です。

専門業者を利用することには、このようにたくさんのメリットがあります。

プライバシーへの配慮もあって安心

専門業者は利用者のプライバシーへの配慮もしっかりしているので安心して利用できます。とくにごみ屋敷の住人が女性だった場合、ごみがためこまれた部屋を他人に見られることに大きな抵抗を感じてしまうことがありますが、女性スタッフを指定して作業を依頼できる業者も増えてきています。

まとめ

ごみ屋敷と呼ばれるレベルまでごみがためこまれた家を、一般の方だけで片付けるのは無理があります。経済的に業者を利用することがかんたんではない状況でも、ひとり暮らしの方が住まわれることが多い部屋数の少ない家であれば、比較的安く利用できることもあるので、まずは相談してみることをおすすめします。条件がそろっていれば自力で片付けられる場合もありますが、ごみの処分や不用品を売却することなどを総合的に考慮すると、業者に作業を依頼するのがベストな選択です。

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